県土木部道路整備課が整備を進めていた国道139号富士見バイパスの未供用区間が完成し、来月3日に全線開通する。
同バイパスは、富士吉田市内の交通混雑の解消、地域の活性化を目的とした富士吉田市新屋から富士吉田市富士見に至る全体延長4767m、道路幅員25・0mの4車線道路として整備を進めていたもの。昭和48年から事業に着手し、平成12年度までに富士吉田市新屋~下吉田までの2867m区間の4車線を供用し、市道新町小明見線までの880m区間が2車線で開通していたが、残る約1020mの区間がこのほど完成し、来月3日に全線開通することになったもの。同バイパスの整備に伴う全体事業費は約130億円。
同バイパスの完成により、富士吉田市内の道路網が強化され、交通渋滞が解消、市民の生活環境の向上や地域経済の発展に繋がることが期待される。