岳北広域行政組合(組合長・木内正勝飯山市長)の平成17年度予算案の概要が明らかになった。新ごみ処理施設の着工を向かえ、一般会計は前年度比65・4%増の総額26億2182万円。このうち、ごみ処理施設建設事業に15億8272万円を充当する。
同施設は、岳北クリーンセンターの後継施設として建設するもの。飯山市藤沢に建設するごみ(中間)処理施設は、ストーカ式全連続燃焼式焼却炉(処理能力16・5t/日)を2炉整備。不燃ごみやペットボトルを処理するリサイクルプラザも併設する。敷地面積は2・5haで、造成工事はフクザワコーポレーション・山崎組・藤巻建設JVが3月末の工期で進めている。操業開始は19年度の予定。
また、焼却灰などを埋める最終処分場は、下高井郡野沢温泉村虫生に建設。管理型で、埋立容量は2万2000㎡。
整備計画書の作成は総合エンジニアリング(東京)が担当。概算事業費は44億円。
17年度予算案概要は次のとおり。(単位千円)
【一般会計】◇グリーンパークみゆき野設備補修=15、000
◇クリーンセンターダイオキシン類削減=10、000
◇新ごみ処理施設建設=1、582、729
◇長野県地域衛星通信ネットワーク整備=3、089※新規
◇基地局無線設備設置(栄分署)=1、500※新規