谷塚小学校改築等事業へ総額２８億６９５８万８０００円、谷塚文化センター移転事業に総額５億２１８１万４０００円、長栄町第８公園雨水貯留槽築造工事は２億１７００万円の２か年継続費を設定。草加市の木下博信市長は、２日に開会する３月定例議会へ一般会計当初予算案など４２議案を上程する。一般会計の総額は、５４０億４１０７万２０００円で対前年度比１１％のマイナス。このうち普通建設事業費は５６億６３８４１０００円となった。

　工事関連は、市内全域を対象とした排水路整備工事費３億１８９０万円、身近な公園づくり建設工事費１億６９３万２０００円、水辺環境整備工事費４８１０万円など。

　コンサル関連は、一般廃棄物中間処理総合施設整備事業には、整備計画書作成委託費８１０万円、新田駅西口地区まちづくり基本計画策定業務委託費６０８万円など。

　特別会計関連は、公共下水道９０億８００７万５０００円、新田西部土地区画整理２５億５５３６万２０００円。水道水道事業は、収益的支出３８億２４５万１０００円、資本的支出１４億５４２１万２０００円。

　主要事業の概要は次のとおり。

【谷塚小学校改築等事業、谷塚文化センター移転事業】

　継続費総額は３３億９１４０万２０００円。整備計画は、全面改築する小学校に加えて、谷塚文化センターの機能を移転させた公民館、学童保育室の３機能で構成する、総延べ床面積１万２０００㎡の複合施設を想定。設計担当は教育施設研究所（中央区、電話０３－３５４８－３２５０）

【高砂小学校校舎増築等事業】

　事業費は基本設計業務委託費２３７４万７０００円。既存校舎の老朽化に加えて、児童数が増加傾向にあることから計画。検討委員会を発足し、年度内に報告書をまとめる

【今様・草加塾推進事業】

　事業費は４２５４万３０００円。旧町地区～草加松原地区を対象に市の再生軸としてまちの活性化を図る。ちちしるべ設計調査、歴史散策路調査設計、歴史建造物活用調査などを行う

【新田駅東口市街地整備事業】

　事業費は６０７６万３０００円。早期のまちづくりへ向けて検討を進めるとともに、旧市立病院跡地を暫定活用しバス回転広場を整備する