県内の建築物について、平成17年1月分の着工統計をまとめた。それによると、全体の着工数は1509棟で、延べ床面積が29万6125㎡、工事予定額が414億9340万円となった。昨年12月分と比較すると、着工数で131棟が減少。コンクリートブロック造で若干増加したものの、その他の木造、鉄骨・鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の4項目で前月を下回った。
前月期との比較で、着工数及び延べ床面積の増減をみると、コンクリートブロック造で4棟が増加。一方で、鉄骨造で75棟、木造で46棟、鉄筋コンクリート造でも14棟の減少があったため、全体では総計131棟の大幅な減少となった。
これに伴い、延べ床面積についても全体で3万6001㎡分が減少した。
また、地域別での着工数をみると、市では水戸市が185件(前月比24棟減)、次いでつくば市が119件(同比21棟増)、ひたちなか市が70棟(同比30棟減)と続く。
町村では、総和町が72棟で最も多く、前月期に比べ52棟増加した。次いで、神栖町が38棟となったが、前月比では14棟が減少したことになる。
郡単位では、猿島郡が119棟で、前月比53棟増加。東茨城郡は83棟で同比22棟の増となった。