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群馬県渋川市

旧ジャスコに設計費770万円/3月補正予算案

2005/03/04 群馬建設新聞

 渋川市(木暮治一市長=写真)は、3月議会に上程する補正予算案を公表した。それによると、一般会計予算の総額に歳入歳出それぞれ8億8787万4000円を追加し、総額を186億1844万5000円とした。また、下水道事業特別会計では、1724万4000円を減額、総額を9億4645万円とした。

 建設関連の項目では、旧ジャスコ渋川店跡地利用事業として、設計費が盛り込まれたほか、体育施設運営事業としても工事費が計上された。旧ジャスコ跡地利用事業では、17年度に設計に先立つ構造計算等を行うとしており、今後の利用方法や工事の進め方等を柱に検討していく。

 同市は昨年、通称・市役所通りの北側に位置し、閉店後も解体されず、そのまま現在まで残されていた同施設(大石2604-2他)を有効利用するため、2億1300万円で購入。今後の利用が注目されていた。

 今後の活用方法に関しては、市役所の事務スペースが手狭となっていることや18年2月20日に伊香保町、小野上村、子持村、赤城村、北橘村との合併に伴う新しい事務スペース確保として考えている。また、外郭団体の事務所としての利用も見込んでおり、現在同市内部で調査を進めている。

 同施設は、敷地面積8422・18㎡で、建設規模はRC造2階建て、延べ床面積1万1490・53㎡(1階5756・36㎡、2階5734・17㎡)。駐車場スペースは、約230台分の駐車能力を有している。

 主な項目は以下の通り。(単位千円)

【総務費】

◇旧ジャスコ渋川店跡地利用事業設計委託=7、718

【教育費】

◇体育施設運営事業=1、755



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