県内に計画されている大型店の新規出店で、2月中に大規模小売店舗立地法の手続きがあった(仮称)さかいショッピングモールFISS2期計画と、とりせん下妻店の2店舗について、計画内容が明らかになった。7日付けの県報で告示されたもの。さかいモールは、道の駅さかいの向かいに立地しているショッピングセンターの第2期として計画。出店場所も既存店の隣接地となる。建物は計6棟で、ホーマック、ギガスケーズデンキ、ワンダーコーポレーションなどが出店する。全体の売り場面積は約1万4200㎡。一方、とりせん下妻は食品スーパーの(株)とりせんが出店する。県の中小企業課によると「とりせんでは、TX沿線でも出店準備を進めている」という。
さかいショッピングモール2期計画については、(株)さかいモールが案件を届け出ているため、ホーマックやケーズ、ワンダーなどでは建物を賃借して開業することになる。
出店場所は、猿島郡境町大字下小橋蓮地地内で、既存しているショッピングセンターの隣接地。建物は計6棟で、全体の売り場面積が1万4215・56㎡で計画されている。
6棟のうちホーマック棟は、延べ床面積が7013㎡で、うち売り場面積が5884㎡と最大。ケーズは延べ床面積が3869㎡で、うち売り場面積が2941㎡、ワンダーは延べ床面積が1875㎡で、うち売り場面積が1677㎡となっている。
現在、小売業者は明らかでないが、他の建物では医薬品や衣料品店が出店する予定。
一方、とりせん下妻店は、群馬県館林市の(株)とりせんが計画している食品スーパーで、売り場面積が2975㎡。建物は直営棟と、テナント棟の2棟で、直営棟には菓子店、テナント棟では医薬品店が出店する。立地法は適用されないが、クリーニング店や美容室も開業する予定。
出店場所は、下妻市大字下妻字寺後地内で、とりせんが下妻市内に出店するのは初めて。
県の中小企業課によると、「県内のとりせん店舗は現在、県西地域に集中しているが、TX沿線の葛城地区でも出店準備を進めているため、地理的に見て、下妻店についても県南地域への進出の第一歩と考えているようだ」という。
















