新潟市中央区は、老朽化した北部総合コミュニティセンターを旧入舟小学校校舎への移転を計画し改修工事に向け新年度から実施設計に着手する。新年度当初予算には実施設計費3300万円を計上した。旧入舟小学校は、現在、日和山小学校の仮校舎として使用されており、日和山小学校が仮校舎から旧栄小学校に移転する新年度から設計を進め、2018年度に改修工事に着手。19年度の供用開始を目指す。
旧入舟小学校の施設規模は、校舎棟がRC造5階建て、延べ床面積5202㎡、体育館棟はS造平屋建て、床面積1088㎡。
北部総合コミュニティセンターとして入舟連絡所、健康センター、図書館、しもまち地域社会福祉協議会活動センターなど現在の機能がそのまま移転するほか、新たに入舟コミュニティ協議会事務室や防災備蓄倉庫などが設置される。
またコミュニティセンターの貸室として▽教室4室(64㎡×4室)▽和室4室(64㎡×4室)▽音楽室(145・75㎡)▽調理実習室(64㎡)▽小ホール3室(64㎡×3室)▽中ホール(100・2㎡)▽大ホール4室(153・69㎡、148㎡×2室、128㎡)▽武道場(271・8㎡)▽卓球場(101、55㎡、64㎡)▽体育館(1036㎡)―などへの改修を計画する。
【写真=移転先の旧・入舟小学校(現・日和山小)