新潟市は、旧潟東東小学校と旧潟東西小学校跡地の活用へ民間事業者から前提条件や参入意向を聞くサウンディング型市場調査を行い、9事業者から提案があった。
市では今後、提案内容を踏まえて跡地活用の方向性を検討する。また事業者からの提案については今月中にも概要をホームページで公表する見通し。
潟東地区の3小学校の統合により空き校舎となった東西2小学校の活用へ先月までに、土地・建物等の活用主体となりうる民間事業者を対象として跡地の活用コンセプトや概要のほか、所有形態、改修の有無、事業費資金計画など市との「対話」により活用の可能性を探るサウンディング調査を実施。両小学校跡地について市では旧潟東東小学校は、主要産業の農業、西小学校は隣接する潟東サルビアサッカー場と一体となったスポーツをテーマとした民間活用を検討しており、民間事業者からもテーマに沿った提案が多かったもよう。
潟東東小学校の現況は、用地面積1万9026㎡。RC造2階建て、延べ床面積2495mの校舎棟と、RC造平屋建て、床面積672㎡の体育館棟が現存。
潟東西小学校では、学校用地1万8384㎡。RC蔵3階建て、延べ床面積2475㎡の校舎棟と、RC造平屋建ての体育館棟が残る。