長野県建設業協会長野支部(中川信幸支部長)は17日、長野市内で定時総会を開催した。会では本年度予算や事活動方針について承認。中川支部長はあいさつで「最近は長時間労働の改革という問題がのしかかってきている。仕事を確保すれば労働時間が必要となる。長時間労働は喫緊の課題。大事な問題となっているが、我々だけで考えるのではなく、発注者や業界全体で考えていかなければならない」と話した。
長野支部の本年度事業活動方針は次の通り。
▽事業量確保や入札制度改善の調査研究・要望
▽災害復旧支援活動
▽秩序・倫理の確立、コンプライアンスの研究
▽適正価格による受注に努め、健全な企業経営推進
▽技術向上のための研究会・講習会開催
▽地位向上のための広報活動、地域貢献ボランティア
▽災害時の奉仕、清掃など地域奉仕活動参加
▽現場の環境美化、建設業のイメージアップ活動
▽会員増強および2号会員参画の推進
▽民間需要拡大の研究、会員へのサービス事業
▽継続学習制度CPDS、CPD対応の研修開催
▽情報化システム運用・活用、県土づくりへの貢献
▽緊急時の情報伝達、応急業務構築の調査研究
▽電子マニフェストASP普及協業の展開
▽その他付帯事業