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東洋濾紙が中条中核工業団地で新工場建設

2017/05/25 新潟建設新聞

 ろ紙、ろ過器、ろ過装置を製造する東洋濾紙㈱(戸部浩介社長、東京都文京区音羽)は、中条中核工業団地への進出を決め、新潟県と土地譲渡契約を締結した。中条中核工業団地の約2haを取得し、S造平屋建て、床面積5000㎡の工場棟1棟を建設する。

 近く設計に着手し、来年1月にも施工者を決定。3月ごろの着工を予定する。新工場は、2018年内の完成と19年1月の総業開始を予定する。投資額には16億円を見込む。

 埼玉県小川町内にある大河工場が老朽化したことから同地への移転を計画。将来の拡張や工場立地に対する支援制度を考慮し、進出を決めた。同社では、聖籠町に技術センターおよび工場があり、近くに移転することで、技術の集約を図る。将来的には倉庫の建設も計画している。

 15日までに新潟県と土地譲渡契約を締結しており、26日には、胎内市と「中条中核工業団地環境整備にかかわる確認書」を締結する。

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