「またか!」―。2004年7月の新潟福島豪雨を思わせるような猛烈な雨。2日の深夜から断続的に降り続いた雨は、上・中越地方を中心に県内各地に被害をもたらした。
3日午前8時には6自治体に避難勧告が出され、国土交通省の雨量計は、長岡で75㎜の雨量を観測した。
見附市では、市街地などで道路が冠水。市建設課の職員などが通行止めの措置を執るなど対応に追われた。
7・13水害で町内全域が床上浸水被害に見舞われた本町2丁目交差点に近い、セブンイレブン見附新町店。従業員の女性が、水浸しになったフロアマットの片づけ作業に追われる。
「朝7時30分ごろに店内に水が入り出し、床上5~6㎝になった」と話す女性。陳列棚の商品には被害は無かったものの、豪雨の猛襲に疲れた表情を浮かべていた。
【写真=見附市南本町の道路冠水現場、葛巻町ショッピングセンタ駐車場も冠水】