熊谷市は、議会議場映像音響設備の更新構築業務の受託者選定に向けて、公募型プロポーザル募集要項を公表した。参加表明を19日まで受け付け、企画提案書の受付けは26日に締め切る。一次審査のデモンストレーションと二次審査のプレゼンテーションなどを経て、8月18日に選定結果を通知する。提案価格の上限額は2230万円(税抜き)で、設備の使用開始は12月1日。5年間の賃貸借契約となる。
参加資格要件は、市の建設工事請負等または物品売買等の競争入札参加者の資格等に関する規則に基づく資格者名簿に登載されている者、他の市議会場において提案される映像音響システムの導入実績を有する者、熊谷市から概ね2時間以内の場所に拠点となる事務所を有し、システム設備などの障害があった場合に十分なサポートが可能で、速やかに対応ができる者--など。
仕様書などへの質問を7日まで受け付け、12日に回答。28日の一次審査では書類審査と審査委員へ機器のデモンストレーションを行い、評価点の高い3者を選定する。
二次審査のプレゼンテーションおよびヒアリングは8月10日に実施し、結果を文書で同18日に通知。
業務内容は老朽化した議会議場の映像・音響設備更新、映像・音響システムの構築、設置後の保守、既存設備の撤去など。10月2日に工事を開始し、概ね1カ月で完成。細部の調整は11月10日までに完了させる。
主なシステム構築要件は次のとおり。
▽マイクおよびマイクユニット=61台
▽カメラ=3台~4台
▽マイクおよびカメラの制御操作システム=一式
▽出席議員数、発言残時間など表示モニター=2台
▽小型表示モニター=4台
▽傍聴用モニター=1台
▽音響機器=一式
▽録音・録画機器=一式
















