氏家町は今年度と来年度の二カ年事業で、氏家中学校(氏家三二四二)の校庭整備事業に着手する。校庭の水はけが悪いため、暗渠排水工などを施して、良好なグラウンドコンディションを回復する。当初予算には一億千八百万円を計上した。
氏家中は町役場から北側に当たり、主要地方道大田原氏家線東側に位置。敷地面積は約七〇、〇〇〇㎡で、県内でも屈指の広さを誇っている。しかし、校舎南側に広がる校庭の水はけが悪く、降雨時などには水たまりができ、屋外での授業に支障をきたしてきた。
そのため、地中に排水管などを埋設して排水性を向上。常に良好な状態が保てるよう努めていく。
設計業務に関しては先月、八社による見積もり合わせを行い、フジ測量設計(株)(宇都宮市駒生町一六二三-一)に委託することを決めた。排水管の延長など、詳細は設計の中で詰めていく。
その後は、校庭の利用頻度が少なくなる十月下旬から十一月にかけて工事を発注。今年度は約三一、〇〇〇㎡の工事を実施する。来年度には、隣接するサッカー場部分の工事を実施していく考え。