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国土交通省北陸地方整備局(建設),その他記事(民間)

建設電気技術協会と意見交換、WLBの考慮を

2017/07/26 新潟建設新聞

 建設電気技術協会北陸支部と北陸地方整備局は21日、新潟市のラマダホテル新潟で意見交換会を開催した=写真=。ワークライフバランス(WLB)や平準化などで議論。整備局は、それぞれ検討したいとの姿勢を示した。

 意見交換会は非公開で開催。最も時間を割いたのはワークライフバランス。協会は「防災災害対応系の機器が多いので24時間365日の連絡体制を敷いているが、昨今の働き方改革でとは相反するので改善してもらいたい」と要望。これに対し整備局は「設備を二重化、三重化することで対応していきたい。関係機関と調整し、勉強したうえで再度意見交換したい」との姿勢を示した。

 施工時期の平準化については「機械など製作や設置期間を考えると早期に発注してもらいたい」と要望。これに対し「本年度も対応したが十分でなかった。年度予算で対応しているので、内部調整したい。ゼロ国などの仕組みも活用したい」と答えた。

 保守点検については、2016年から始まっている契約変更の試行では、説明会を実施することを報告。電気通信設備の維持管理予算の増額も検討するとの意向を示した。

 業務委託等成績評定については「地元住民との調整など必要のない項目があることから、外してほしい」と要望。「本省で土木も含め検討している」と現状を説明した。

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