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退職者へ辞令交付/知事が労いと祝福

2005/04/01 群馬建設新聞

 年度末となる3月31日、公務員としての重責を終えた多くの人達が通い慣れた庁舎に別れを告げた。

 県庁では、同日付けを持って退職する職員への辞令が交付された。

 知事部局関係の交付式は昭和庁舎正庁の間で厳粛に行われた。

 県歌が流れた後、一人ひとりの名前が呼び上げられ各自がその場で起立すると、小寺知事は各人の顔を名残惜しそうに見つめ、一礼していた。そして、退職者を代表して大塚克巳理事へ、小寺知事から解職の辞令が交付された。

 知事は、最後のあいさつで「皆様方は、それぞれの立場において、県、県民のために貢献いただくとともに、ご自分の人生を充実させてこられたと思い、今日の日を感慨深く迎えたものと察する。まさに、完全燃焼したお気持ちと拝察し、心から祝福申し上げる」とねぎらいの言葉を寄せ、「苦しいことや誤解を受けたこと等があったかもしれないが、皆様が過ごされた時期は県政の成長期、充実期であり、ある意味で幸せな時代。人生80年と言われるなかで、どうか今後も心身共にお元気で有意義な人生を過ごされることをお祈りしています」と実りある第2の人生へ向け門出の言葉を捧げた。



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