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北区新庁舎設計プロポ市設計組合が最優秀

2017/09/07 新潟建設新聞

 新潟市は、北区役所の新庁舎建設基本設計・実施設計の簡易公募型プロポーザルを実施した結果、新潟市建築設計協同組合を最優秀者に特定した。

 新潟市北区東栄町1丁目地内の公共施設が密集するエリア5592・63㎡で計画する新庁舎は、同エリア内にある文化会館のセンターコモン(芝生広場)に建設。豊栄公民館の大講堂や研修室など貸し館機能の一部と、事務室機能を複合した低層階の庁舎。S造またはRC造で、延べ床面積約5000㎡を計画。外構を含む工事費の全体予定額は22億3300万円程度を想定している。

 設計期間は2018年12月14日まで。建設工事は19年7月~20年12月を予定。18年5月~7月に地質調査を行う。

 技術提案課題では、新庁舎基本構想を基本に複合施設として設計上の工夫と施設の長寿命化を実現するための具体的な計画の2題について提案が求められていた。

 最優秀者の同組合は、事務所の能力・担当チームの能力に関して最も高く評価され、オニバスをモチーフにしたデザイン。4つの広場と4方向の出入り口を設置する計画。まちをつなげる提案が独創的かつ的確であると高く評価された。

 プロポーザルには9者が参加し、次点の優秀者は基設計だった。

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