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三井住友建設とサトコウがスクライム-サット工法の共同開発着手

2017/09/23 新潟建設新聞

 三井住友建設㈱(東京都中央区佃2-1-6)は、㈱サトコウ(上越市藤巻6-55)と共同で、「スクライム-サット工法」の開発に着手したことを発表した。同工法では高層・超高層RC造建築物の躯体構築から内外仕上げまでを1フロア最短4日での施工を可能にする。

 三井住友建設のRC躯体の高速施工法である「スクライム、スクライムH工法」と、サトコウの「SSUT(サット)工法」を組み合わせ、高層・超高層RC造の建築物で、躯体構築から内外装仕上げをモジュール化。ほぼ全ての部材を工場生産することで、工期短縮だけでなく現場での省力化や安全性の向上、建築廃棄物の削減、品質の向上を図る。

 現在、千葉県にある三井住友建設の技術研究所で、品質や施工性など実用化に向けた実物大模型による試験施工を実施しており、訪日外国人客などで需要が高まるビジネスホテルなど、高度化、多様化する社会ニーズに対応できるよう技術開発を進める。

【スクライム-サット工法のイメージ】

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