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新潟県新潟市

新通分離小の基本設計まとまる

2017/10/07 新潟建設新聞

 新潟市西区大野地内に建設する新通小学校の分離新設校の基本設計がまとまった。校舎棟はRC造5階建て、延べ床面積約6610㎡を計画。普通教室、家庭科室や理科室、図工室、低学年広場などに、自由に使える多目的スペースを設けるほか、図書室とコンピューター室を隣接して配置、普通教室棟の間には低学年広場や屋上広場を設けている。

 新設小学校は西区大野地内の敷地1万8600㎡に建設。開校時の児童数は500人を想定し、普通教室18室、特別教室3室、特別教室、管理諸室、給食室などを備え、敷地の有効活用を図るためプールは校舎の屋上(FRP製、25m×6コース)に設置する。

 そのほか屋内体育館棟はSRC造平屋建て、延べ床面積約1260㎡で、地域開放するため昇降口とは別に地域開放玄関を設置。ひまわりクラブは学校敷地とは別に整備。定員に約100人を想定し、軽量鉄骨造2階建て、延べ床面積約310㎡。隣接地に遊び場となるミニコートを整備する。また緊急車両が通行できるよう西大通りから幅員6mの道路整備を計画する。

 本年度中に実施設計、造成工事を進め、2018年度から2カ年で校舎の建設工事に着手、体育館棟と、ひまわりクラブの建設、グラウンドの整備工事は19年度に行い、20年4月の開校を予定する。

 設計は堤建築設計事務所が担当した。

【分離新設小学校イメージ】

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