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国土交通省宇都宮国道事務所

11日から4車線供用/新4号国道小山石橋BP

2005/04/09 日本工業経済新聞(茨城版)

 国土交通省宇都宮国道事務所が進めている新4号国道の小山石橋バイパス(結城市小田林~栃木県上三川町下蒲生)の整備で、坪山高架橋(約2・7km、W28・5m、栃木県国分寺町)の2車線から4車線への工事が完成。今月11日(月)午前10時から現地で開通式を行い、一般開放される。

 小山石橋バイパスは、結城市から栃木県上三川町まで約16kmが計画区間。昭和47年度に事業着手し、49年度に着工。61年度に全線が暫定2車線で供用した。

 引き続き、平成5年から4車線化工事に着手し、今年2月28日には、立体部分5箇所を含む約7・4kmが4車線化で供用。引き続き今回、坪山高架橋(約2・7km)の4車線化が完成した。

 今回の開通によって、新4号の栃木県内区間は全線が4車線となる。

 同事務所では、4車線化によって期待される効果として<1>国道4号現道からの通過交通の排除<2>新4号国道の2車線区間の渋滞解消<3>新利根川橋から宇都宮上三川ICまでの所要時間の短縮(74分間から63分間へ11分間短縮)<4>沿道環境の改善-を挙げている。

 11日には、坪山高架橋付近で関係者が開通式を催し、交通安全を祈願。引き続き一般開放となる。



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