（仮称）波志江沼環境ふれあい公園の整備を計画している伊勢崎市公園緑地課は今年度、早々にも実施設計を委託するとともに用地買収を進め、順調に進めば園内整備工事に着手する方針。今年度の当初予算に設計費３０００万円、工事費２億１０００万円、公有財産購入費６億８４００万円を計上している。

　同事業は、新市建設計画にも盛り込まれ、合併特例債事業として着手するもので、波志江沼を中心に自然環境に恵まれ、自然とふれあえる共生をテーマに整備を行う。

　計画面積は、波志江沼を中心とした１９haで、既存の自然を生かした環境学習の出来る環境づくりを目指す。これまでの検討では、大規模改修はせずに多目的に使える芝生の広場のほか、遊歩道、管理棟、トイレ、駐車場の整備を想定している。

　また、駐車場については現在、空き地を利用しているため、新たに駐車場を整備する。用地買収については、駐車場スペースなどの４～５haを予定している。

　基本計画策定業務は玉野総合コンサルタント（高崎支店＝高崎市栄町９－３電話０２７－３２４－０７１１）が担当した。