県市町村課は、18年4月以降の県内市町村合併状況をまとめた。
それによると、市町村数は平成の大合併第1号となった万場町と中里村が合併する以前の70市町から、39市町村へ集約。このうち、最も合併規模が大きいのは18年2月に合併する渋川市で、6市町村が合併する。
法定合併協議会への参加状況は、57市町村が参加。うち45市町村が合併し、14市町村に統合。残る12市町村は同協議会に参加したものの、協議が不成立に終わった。
また、13市町村は当初から協議会に参加せず、市では館林市のみ動きがなかった。
18年4月以降の39市町村の内訳は、市は従来の11市からみどり市(笠懸町・大間々町・勢多郡東村)の誕生により12市へ増加。その一方で、町は17か所(現33町)、村は10か所(現26村)へ、それぞれ集約される。
合併によって、前橋市と高崎市の2市は中核市の要件を満たし、伊勢崎市と太田市は特例市の要件に該当することになった。