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山梨県都留市

本体入札一般競争で9月頃/市営火葬場建替に着手/造成工は来月入札へ

2005/04/15 山梨建設新聞

 都留市は、同市下谷にある市営火葬場施設の建替事業に今年度着手する。同事業費には今年度の当初予算で17~18年度の継続費3億6847万円を予算化。来月中旬にも用地造成工事を入札、本体工事については9~10月頃に一般競争入札で執行する予定だ。

 新たに建設予定の火葬場施設は、RC造一部2階建てで、延べ677㎡の規模を計画し、火葬炉2基を備える。また、既存施設の待合室が別棟に配置しており、狭かったことから、新施設では待合室を2部屋分設け、火葬場施設と同じ建物に集約し利用しやすくする。

 今後、造成工事から着手し、本体工、外構、周辺道路整備などを2か年で進めるスケジュール。造成工事については、既存施設の西側にある山の上部を切り崩し、約7000㎡を造成。火葬場周辺道路工事については、既存の火葬場施設の解体工事を行った後に着手し、最後に新・火葬場専用駐車場の整備を行う。年度別の事業計画については、今年度に全体の3割、来年度は7割の施設整備を見込んでいる。

 なお、同火葬場の実施設計業務については、山口一級建築設計事務所(都留市)が担当した。



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