国土交通省関東地方整備局は「甲府裁判所合同庁舎基本設計業務」の発注にあたり、18日付けで公募型プロポーザル方式に係る手続き開始を公示した。業務内容は甲府市中央1-10-7地内に計画する甲府裁判所合同庁舎新営工事の建築および建築設備の基本設計で、履行期限は来年3月30日まで。参加表明書の受領期限は今月28日まで。技術提案書を7月4日までに受け付け、7月18日に特定を予定する。
同庁舎(甲府市中央1-10-7)は、昭和27年(同41年一部増築)建設で、老朽化が著しいことから、全面的な建て替えを計画。現状の敷地が約5600㎡と狭いため、段階的に仮庁舎の建設と既存庁舎の解体を進めながら、新庁舎を建設する計画で、今年度は仮庁舎の建設に着手する。敷地の北西に仮車庫を建設し、北東にある現車庫を解体して、この跡地を含めた敷地東側に1棟目の仮庁舎を建設。その後、北側の低層棟の現庁舎を解体し、その北側に2棟目の仮庁舎を建設してから、残る南側の高層棟の現庁舎を解体し、現庁舎の跡地に新庁舎を建設し、仮庁舎を撤去して整備を完了する計画。