川越市は、東武東上線霞ケ関駅周辺整備で、今年度は総事業費20億3875万6000円を投入する。アクセス道路の工事は夏までに、駅前広場の工事は秋口までに発注する。
東武東上線霞ケ関駅周辺整備は、18年4月に予定している北口開設に伴い実施。既に基礎工事に入っている東武鉄道による駅舎の橋上化および延長80mの自由通路設置と、川越市による北口の駅前広場、アクセス道路の整備を進める内容。
駅前広場は4300㎡の面積。タクシープール、バスバース、タクシー乗降場、トイレなどを設置、植栽工事も施す。現在、一部用地買収を続けているが、順調に進めば工事は秋から本格化する。
駅前広場から伸びるアクセス道路は、鯨井狭山線とは踏切から約150m離れた位置が接点。現在仮設道路となっており、延長140m、幅員14m(両側歩道3・5m)の規模。
これまで、霞ケ関北口周辺土地利用計画検討業務と駅前広場設計を東武計画関東支店(さいたま市、電話048-645-3381)に委託。霞ケ関駅北口周辺整備に伴う地質調査業務は、宮本地質コンサルタント(さいたま市、048-685-6561)が担当した。
今年度当初予算では、工事費3億1100万円、委託料4億450万円、負担金6億8250万円、補償費2億3200万円、公有財産購入費4億713万5000円などを計上した。