長野広域連合が長野市に建設するごみ焼却施設について建設候補地を選定する長野市ごみ焼却施設建設地検討委員会(高川秀雄委員長)は20日開いた会合で、中間報告の内容を固めた。建設候補地は、第1候補を大豆島松岡2丁目の総合レクリエーションセンター「サンマリーンながの」及びその周辺、第2候補を芹田川合新田の旧南部浄化センター及びその周辺とした。きょう21日に鷲沢長野市長へ報告する。
施設は平成23年度の稼動を目指すもので、想定規模は日量450t。焼却溶融方式は「ストーカ式焼却+灰溶融」が最も適当としており、同方式を採用した場合、工場棟建築面積は8620㎡を見込んでいる。
同委では今後、余熱利用施設や地元還元施設の在り方などを検討し、最終報告の付帯意見として取りまとめる。