阿賀野市は20日、フィランド共和国と共同で行う「阿賀野フィンランド健康福祉センタープロジェクト」の記者発表を同市役所において行った。
これは、市が京ケ瀬地区下黒瀬地内に整備を計画する「仮称・福祉の駅」(道の駅、保健福祉施設、高福祉型住宅等で構成)や水原地区百津地内で計画する「特別養護老人ホーム」を拠点とし、福祉先進国であるフィンランド型福祉の技術・ノウハウを導入、保健福祉施策の向上や地域産業の振興、国際交流の推進などを図るもの。
市では、今年度に「仮称・福祉の駅」の基本計画及び特別養護老人ホームの基本設計を策定する予定。フィンランド側は、これらに関するコンサルタントや高齢者の在宅介護・自立支援の技術・ノウハウの提供などを行う方針だ。
当日は、本田富雄阿賀野市長、エーロ・サロヴァーラ駐日フィンランド共和国特命全権大使閣下らが出席。プロジェクトに関する議定書の交換等を行った。