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茨城県ひたちなか市

田彦小でプレパブ校舎増築/10月頃にリース手続き着手

2005/04/26 日本工業経済新聞(茨城版)

 ひたちなか市は、教室不足に伴う田彦小学校増築工事の手続きを10月頃から進めたい意向だ。この工事は、S造2階建て延べ647㎡のプレハブをリースで導入するもの。費用には1億2001万円を設定した。

 田彦小学校(田彦1457番地)は、昭和50年に改築されて以降、生徒数の増加から同53年には校舎を増築し、同59年にはプレハブ校舎6教室、平成16年にプレハブ校舎2教室を増設してきた。既存は31学級の児童数1027名。

 今回の増築も、近隣の住宅団地整備などによる児童数増加に対応するもの。当初は平成16年度に予定しており、実施設計((株)松栄設計)も策定していたが、簡易的なプレハブでの増築に変更となったため、今年度に工事することとなった。

 プレハブは、既存校舎とプールの間の敷地に設置を予定している。施設規模はS造2階建て延べ647㎡で、内部には普通教室4教室および図工室1室を置く。

 工事は10月頃から約半年間で進める意向だが、予算に関してはリース及び買い取りを行うため、17~27年度までの10年間で、債務負担行為の1億2001万円を今年度に設定している。



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