稲敷地方広域市町村圏事務組合は、夏頃までの工事発注を目指して竜ケ崎消防署の建て替え準備を進めている。規模にして、S造平家一部2階建て延べ約2200㎡を建設するもの。総事業費には約5億円を設定した。
竜ケ崎消防署(竜ケ崎市3571-1番地)の建て替えは、昭和44年頃に建設されたRC造3階建ての施設が、35年以上経過しており老朽化著しく、耐震診断でも建て替えが指摘されていたことから実施するもの。
関係市町村間で、費用負担割合の意見が分かれていたことから、計画が先送りされていたが、竜ケ崎市が建設費を全額負担することで合意し、事業がスタートした。
建設場所は、竜ケ崎市砂町地内の勤労青少年ホーム跡地で、土地面積が約5000㎡。
実施設計は(有)秋山建築設計事務所(竜ケ崎市野原町)が担当しており、それによる規模はS造平家一部2階建て延べ2200㎡前後で計画されている。
総事業費は5億円で、このうち竜ケ崎市では、今年度当初予算に負担金として1億2700万円を計上。今後は、組合からの起債の償還にあわせて、市が来年度予算で負担金を措置していくことになる。