群馬町立中央中学校の移転改築事業を16年度から進めている群馬町教育委員会は25日、プール棟の建築工事とステンレスプール築造工を一括で入札し伊藤(同町)が5800万円、電気・機械工事を相沢工業(同)が1960万円でそれぞれ受注した。残る付帯工事のテニスコートやグラウンド整備などは来月にも発注する。
既存校舎の老朽化に伴って金古352-1外地内に確保した敷地約3万400㎡内に全面移転を進めているもので、屋内運動場を16年度に建設、校舎・管理棟を同年度から2か年で建設している。施設は敷地の北側に校舎・管理棟、屋内運動場を整備、南側へグラウンドを配置する。屋内運動場はRC造2階(2階部S造)建て、延べ床面積2575・32㎡(1階=1883・27㎡、2階=692・05㎡)。校舎・管理棟は、RC造3階建て延べ床面積7205・79㎡となる。今年度は、プール棟及びプール、グラウンドやテニスコート、部室、駐輪・駐車場などを整備し、18年4月の開校を目指す。プールは25m(400㎡)のステンレス製となり、更衣室や機械室、トイレなどを備えたプール棟はRC造平屋建となる。