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東京都東村山市

久米川駅北口整備、今年度分を都新都市建設公社へ委託

1999/08/19 東京建設新聞

 東村山市は久米川駅北口整備について、このほど今年度分の調査を都新都市建設公社へ委託した。今回の調査は駅前広場の位置変更等を含めた内容で、十二年度にも都市計画変更を行う。

 現在は東京都、警視庁と協議を重ねている状況。今年度内に調査をまとめ、十二年度早々にも結果を地元に提示。その後申請手続きに入る。

 昨年度実施した調査では、駅前広場面積(約三、五〇〇㎡)の再検討や交通導線、地権者の意向確認等を探った。この結果、駅前広場に関しては、街路事業としての整備が見込まれていることから、規模は変更せず位置をずらすことにほぼ決まった。

 また整備にあたっては、商業活性化の意味上、イベント用の空間確保等もあげられており、今後の検討課題となる。

 久米川駅北口地区は、商業系施設が密集しており、商店街活性化の点でも以前から道路整備などが望まれている。駅前広場は、都市計画道路三・四・二六号線の起点として昭和三十七年七月に都市計画決定した。

 九年度には地域総合計画研究所(港区03-3400-4951)が基礎調査・整備構想案に引き続き、駅前広場基本調査を担当。十年度分の調査も都新都市建設公社が担当。



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