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県立丸子実業高校で丁張実習/上小支部から講師派遣

2005/04/28 長野建設新聞

 県立丸子実業高校(高木房雄校長)建設工学科は26日、建設業協会上小支部代人部会から講師の派遣を得て丁張技術実習を行った(写真)。

 冒頭あいさつに立った高木校長は「昨今、職人技が見直されている。何も無いところに何かを作るスタートが丁張です。物づくりの原点をしっかりと勉強してもらいたい」と語った。また同校の黒沢清治建設工学科長が「丁張実習は今年で6回目。5月に予定しているインターンシップで、最低でも丁張くらいは収得してから企業に来てもらいたい-との考えで始まったものです。先生方の話をよく聞いて実のある1日にしてください」と語った。

 講師を代表して丸子建設の小林国俊氏が「今回講師として、皆さんの手助けに参上したのは全員丸子実高の卒業生です。分からないことがあったら遠慮なく聞いてください。慣れない作業を行うので怪我の無いよう、1日楽しく実習してください」とあいさつした。

 その後、設計図書の読み方、施工順序、施工方法など最低限の座学を行ってから、実習へと移行した。実習では講師の指導のもと、水平器を使って丁張の方向を出し、杭打ちなどを行い、丁張実習が進んだ。



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