県企業局西毛建設総合事務所は、9月下旬から10月上旬にかけて伊勢崎三和工業団地第二期工事を発注する。さらに、新規団地となる伊勢崎・東流通団地も年度内に工事を発注する方針で、文化財調査のスケジュールなどを近くツメる方針でいる。
伊勢崎三和工業団地は、建設中の北関東自動車道伊勢崎IC(仮称)を囲むかたちで築造するもので、第一期工事として九年度に約三二haの造成工事を一一分割で発注している。11年度に発注するのは、残る約一二haの敷地となっており、工事に先立つ積算作業を進めており、これが終了次第に何分割にするかを決定する。現段階では予算的な面も考慮すると二~三工区程度となりそうだ。
一方の伊勢崎・東第二流通団地は、伊勢崎市日乃出町にある伊勢崎・東流通団地南側約五・三haが開発面積。用地買収が終了しており、このほど実施した文化財調査に先立つ試掘で、一部文化財調査が必要との結論を得た。このスケジュールなどを8月下旬にも行う方針で、これにより工事の発注時期を決める計画でいる。
なお、伊勢崎・東第二流通団地地区界測量を横田調査設計(高崎市山名町605-5・電話027-346-5275)、現形測量及び地質調査を外所測量設計事務所(高崎市下豊岡町325-4・電話027-327-2525)がそれぞれ担当した。