主要地方道下仁田安中倉渕線整備を促進している県高崎土木事務所はこのほど、ルート上に大型構造物として計画している(仮称)安榛トンネルの修正設計を日本工営(大宮市宮町3-13-2・電話048-647-8411)へ九五〇万円で委託した。
これまでの計画では、トンネルは榛名側から安中に向かって片勾配の上り断面となっていた。これを、中央部から下がる中折れ式に見直したほか、歩道についても利用頻度等を再検討し、管理用道路へと改め、二・五〇mに縮小することになり、今回の修正設計となった。トンネル延長は、九一一m(全幅一〇m)でナトム工法の採用が決められており、注目される工事時期について、同事務所では早くて12年度下期以降としている。
事業は、榛名町、倉渕村から長野行新幹線「安中榛名駅」へのアクセス道として促進されており、道路延長は七〇〇m。10年度には、東電導水路付替工事、道路本線横断函渠工(三ケ所)などを実施、11年度は、用地取得(七、五〇〇㎡)を予定している。