建設省北首都国道工事事務所は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)Ⅲ-二工区の道路設計を二、八四〇万円で道路建設コンサルタント(千葉県浦安市)に、また東埼玉道路越谷-吉川間の道路詳細設計業務を二、二〇〇万円で三和建設コンサルタンツ(豊島区)にそれぞれ委託した。
圏央道Ⅲ-二工区は、菖蒲町下栢山から久喜白岡JCT間の延長七・六km、今回は、同JCT先の東北新幹線までの八・六km区間が対象。内容は道路、JCT、ICの予備設計など。
同工区の道路部は高架構造で、車道幅員七・二五mの四車線。東北自動車道に接続するJCTは、不完全クローバー型。また、菖蒲白岡ICは一二二号バイパスと接続、形式はダブルトランペット型。
設計ではこのほか、行田蓮田線、大宮菖蒲線、春日部菖蒲線などの県道のほか、市町道、河川などの交差法などの検討業務も行う。
同区間は十五年度の着工を目指す。
一方、東埼玉道路越谷-吉川間の道路詳細設計は、越谷市の元荒川から都市計画道路越谷総合公園川藤線間約一、四〇〇mと、越谷レイクタウン内の二〇〇mの側道と歩道部の設計ほか、JR武蔵野線との交差法などをまとめる。東埼玉道路は、幅員二五mの四車線高架橋で、側道幅員は五・五m、歩道幅員は五m。