笛吹市は、今年度の工事発注計画(4月1日現在)を公表した。指名競争入札(213件)、随意契約(3件)、プロポーザル方式予定(1件)の計217件が公表の対象となった。同市は合併して間もないことから、今年度の工事発注計画では水道・下水道などの基盤整備工事が中心になっている。
同計画の主要事業は、石和東小地区児童館建設工事(第1と第3四半期)、松本配水池築造・電気設備・配管工事(第1四半期)、十郎第4配水池築造工事(第2四半期)、公共下水道管渠布設工事(第1~第3四半期)などを予定している。
石和東小地区児童館建設工事は、造成・外構・建築本体・ネットワーク(LANケーブル)をそれぞれ4分離で6月頃から発注する。建設場所は、石和町中川地区で、構造はS造平家建て。同市の今年度の当初予算には建設工事費(9821万2000円)が計上されている。
松本配水池築造工事は、16年度から進めているが今年度は、電気設備工事を6月頃から整備する。
同工事は、約1663㎡の敷地に配水タンク(PC製、約1300t)や配水ポンプ(2台)を備えた施設を整備するもの。本体工事の実施設計は、中央水道コンサルタント(東京都)が担当した。
十郎第4配水池築造工事は、新たに御坂町上黒駒地区に300立方m規模(1基)の配水池を築造するほか、場内整備、連絡管布設(φ150)を併せて実施する。9月頃の着工を目指す。
公共下水道管渠布設工事は、旧石和町(L3379m)、旧御坂町(L1050m)、旧一宮町(L2500m)、旧八代町(L3417m)、旧境川町(L1850m)、旧春日居町(L529m)、6町の総延長1万2725mの管渠を整備する。今月から順次発注しており、秋口頃まで継続して進めていく計画だ。