小中学校の給食室整備を進めているさいたま市教育委員会は、岩槻区内22校への設置に向けてこのほど、給食施設調査業務を4件に分けて委託した。調査は、学校敷地内での建設場所を選定するとともに、施設規模なども検討。今後の整備計画を確立するものだが、設計業務などは18年度以降となりそうだ。
市の給食室整備は今年度、3校の発注が予定されているほか、18~19年度には残る3小学校の建設および、設置に向けて調整が進められている指扇中学校に整備することで、旧浦和、大宮、与野市内の86小学校、48中学校は設置が完了する。岩槻区内の整備については、その後の計画となる。
同区内の給食室整備が完了すると、市内100の小学校と56の中学校に設置されることになる。
現在、稼動中の岩槻区給食センターは、全校への給食室整備後、廃止される。
調査業務請負業者と対象校は次のとおり。
▽高岡建築事務所(さいたま市、電話048-882-6450)=柏崎小、和土小、新和小、城南中、柏陽中
▽宮下設計事務所(同、電話048-824-3286)=慈恩寺小、徳力小、東岩槻小、上里小、慈恩寺中、桜山中
▽サン設計事務所(同、電話048-648-7331)=岩槻小、河合小、城北小、西原小、城北中、西原中
▽松下建築設計事務所(同、電話048-663-4118)=太田小、川通小、城南小、岩槻中、川通中