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プレハブ教室を整備/堤ケ岡小の児童数増で

2005/06/17 群馬建設新聞

 群馬町立堤ケ岡小学校(同町棟高2227地内)の児童数増加を受け、分離新設の方針を決めている群馬町は、当面の対応策としてプレハブ教室を設置する考えで、近く工事発注する方針だ。また、6月補正予算において小学校工事費に400万円を計上、プレハブ教室棟の設置計画場所に隣接する本校舎側の安全対策として、網入りガラスの取付工事も順次発注する。

 現在同町では、分離校建設検討委員会(野村洋四郎会長=町長)を4月に組織し、通学区や建設地を選定するため本格的な協議に着手している。

 また、今年度は3学級が増え28学級となることから、3月補正予算で工事費を確保し、既存の図工室や音楽室を改修したほか、今年度予算でプレハブ教室の設置工事費も計上、2階建て延べ床面積245・7㎡のプレハブ教室設置工事を近く発注し対応していく。

 新学校建設に向けた具体的なスケジュールは、今年度に同委員会で通学区及び建築地等を決定し、18年度に用地買収と実施計画(設計)に着手、19・20年度で建築工事を行い、21年度の開校を目指す。

 現在の堤ケ岡小はRC構造3階建ての北及び南校舎で構成されており、延べ床面積は6598㎡、普通教室は25室、特別教室が10室となっている。



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