さいたま市都市局は、堀崎公園の一部エリアに人工芝を設置するための実施設計業務を、埼玉コンサルタント(さいたま市、電話048-832-0432)に委託、作業を進めている。工事は第3四半期に発注する。工期は3か月、工種は造園。
堀崎公園は、サッカー、ソフトボールなどが行える多目的グラウンドや、テニスコートなどを備えた3・28haの近隣公園。今回、人口芝を設置するのは、多目的グラウンド。整備面積は1万550㎡。
都市再生整備計画のまちづくり交付金として採択された、アーバンみらい東大宮地区周辺地区の一環として位置付けられている整備計画によると、地盤を約20cm程度掘削し、7号単粒度砕石、再生砕石路盤を施した上に、ロングパイル人工芝を敷き詰める。
また、排水性を向上させるため、浸透側溝U240、L430m、浸透枡□450、3か所ほか、浸透トレンチφ150、1100mを設置。
工事に伴う施設対象は、防球ネット5本、照明柱1基、園内通路25m。ほか、植栽工も含まれている。
堀崎公園多目的広場は、市内に数少ないナイター設備が整い、利用者が多いものの、現状が天然芝のため、管理の面から使用時間や期間を制限している。このため、慢性的な飽和状態を解消するめため、人口芝を整備し、通年を通した利用を可能にするとともに、周辺住民への防塵対策を向上させるのが目的。