１５年９月に行われた地方自治法の改正により、吉川市は指定管理者制度を導入する。市初となる対象施設は、市立第３保育所（飯島２３１）。７月１日からの応募開始を予定している。

　指定予定期間は、１８年４月１日～２３年３月３１日までの５年間。

　募集後の流れは、応募者へ現場視察や説明会を開催。市職員や保護者の代表、保育に関する有識者などで構成する委員会を発足させ、選定作業へと移る。選定後、９月議会での承認を受ける考えでいる。

　また６月議会では、第３保育所および老人福祉センター、２か所の条例改正案が可決。第３保育所に続く、２か所目の制度導入へ準備作業を進めていく。

　同制度は、施設の管理運営に民間活力を導入することで、市民サービスの向上と行政コストの削減を図る。募集にあたっては、市の指定管理者制度の導入に関するガイドラインにより原則として公募で行う。

　問い合わせは先、政策室行政改革担当（電話０４８－９８２－９４４５）まで。