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東京都府中市

旧武蔵府中税務署跡地利用、12年度には施設案を具体化へ

1999/08/30 東京建設新聞

 府中市は旧武蔵府中税務署跡地利用について、跡地利用検討協議会で検討を進めている。利用案については市民アンケートを実施しており、今後同案の絞り込み作業を行う方針。十二年度には施設案を具体化させ、十三年度に用地買収・設計を、十四年度に工事を行う考え。

 税務署跡地は分梅町一丁目地内に位置する。敷地面積約二、四〇〇㎡の大蔵省管理地。現在は登記所建て替えの代替地として、十二年三月を期限として利用されている。

 市では六月に住民も交えた協議会を設立。一五人の協議委員で、月に一度のペースで検討を進めている。年度末までに六回の開催を予定。

 同地ではこれまで、市立中南部地区高齢者在宅サービスセンター建設を計画していたが、協議会により利用案を決定することになったため同計画は基本構想委託を前に白紙に戻されている。



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