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国土交通省宇都宮国道事務所

渋滞緩和で交通量増加/新4号国道古河小山バイパス

2005/06/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 国土交通省宇都宮国道事務所は、このほど開通した新4号国道古河小山バイパス・小山石橋バイパス4車線化の整備効果を発表した。開通後おおむね1か月後の交通実態調査をまとめたもので、結果は、新4号の渋滞箇所が緩和され走行速度が約6km/hから27km/hほどアップ。新4号の交通量も1日あたり約1万台増加し、周辺道路からの交通転換が図られている。

 これらによって、国道4号現道や主要地方道宇都宮結城線、結城野田線等の交通量の減少等によって交通状況が改善し、CO2の削減量は年間換算で約1720tと約1%削減された、としている。

 新4号国道のうち、古河小山バイパス(L約5km、三和町大和田~三和町片田)、小山石橋バイパス(L約7・4km、結城市小田林~栃木県南河内町下坪山)は今年2月28日に4車線化が開通。

 小山石橋バイパスの坪山高架橋(約2・7km、栃木県南河内町下坪山~国分寺町柴)は今年4月11日に4車線化された。

 調査は、開通からおおむね1か月後の交通調査としてとりまとめた。



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