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【登録基幹技能者】ALC協会が講習実施機関に

2019/05/29 本社配信

 新たな登録基幹技能者講習として、5月27日付で一般社団法人ALC協会(東京都千代田区)が国土交通省から「登録ALC基幹技能者」の講習実施機関に認定された。今回が34職種目となり、職種の追加は4年4カ月ぶり。ALC技能者は全国に約1万人おり、初年度で600人、2023年度までに1800人の登録ALC基幹技能者誕生を目指す。

 外壁、間仕切壁、屋根、床といった建築物の主要構造物に対する軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)の設置工事では、常に前工程と後工程の間で他の専門工事業者と調整を行いながら効率的に作業を実施する必要があり、元請け技術者に対する現場の状況に応じた施工方法の提案、調整ができるALC技能者が必須となる。

 登録ALC基幹技能者になるための受講要件は、▽職業能力開発促進法に基づく「エーエルシーパネル施工技能士」の資格を有する▽建設業法に基づく「タイル・れんが・ブロック工事」であるALCパネル工事に関して10年以上の実務経験を有し、うち3年以上の職長経験を有する―こと。

 なお6月8日から9日にかけて福岡県で初の講習会が実施される予定だ。

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