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群馬県吾妻環境森林事務所

法面工は8月頃/林道北山本線開設

2005/07/09 群馬建設新聞

 森林居住環境整備事業として中之条町の県道大道横尾線と高山村を通る主要地方道渋川新治線とを結ぶ基幹林道北山本線の開設工事を促進している県吾妻環境森林事務所は、高山村塩原工区内の法面工事L178mに着手する。工法は、コンクリート、モルタル、客土、種子吹き付けの4工法を予定しており、発注は、8月頃を想定、5か月の工期を設定している。

 同事業は、L1万9829m、W4mに整備するもので、塩原工区、新田工区、高山工区、尻高工区、北山工区、五領工区、中之条工区、越尾工区、赤坂工区の計9工区に分割して進められている。16年度末までの進捗率は90・6%となっており、総事業費には、約37億円を試算、早期完成を目指す。

 同事業は、多面的機能を有する森林の適切な整備及び保全を図り、効率的且つ安定的な林業経営を確立するために必要不可欠な施設と位置付け、森林の総合利用の推進、山村の生活環境の整備、地域産業の振興等にとって重要な役割を果たすため計画が浮上。林道事業の整備を総合的に実施することにより、森林を基軸とした居住環境の整備を促進させる。

 設計は現在、直営で行っている。



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