本庄市は、新都心区画整理計画地内に都市計画決定している、東西通り線について、県道本庄寄居線以東の延伸に向け、小山川橋梁も含め予備設計に着手する。このほど、10者を指名しており、15日に委託する。事前公表設計額は、977万2000円。概ね年度内に作業がまとまる方向だが、18年度以降のスケジュールは固まっていない。
東西通り線は、区画整理地内を含め、国道462号と本庄寄居線を結ぶもので、区画整理エリア外の国道側を、県が花園本庄線として、新幹線本庄早稲田駅開業に合わせて整備した。
延伸部分は、花園本庄線から、南東方向に向かい、岡部町境までが対象。行政境以東は、コスモス街道の延伸部として町が計画する(仮称)東西通り線へ接続する。
予備設計は、中心線測量および道路予備設計、橋梁予備設計の内容。対象延長は、概略で840m程度としているが、業務の中で、ルートを固める。行政境となる小山川への橋梁については、概ね65m程度の橋長が必要と見られている。橋梁予備設計では、経済性なども含め、橋梁形式を固める方針。さらに、小山川の将来計画も含め、橋梁の高さなどを県と調整。接続先の岡部町とも連携する。
道路幅員については、岡部方面からの連続性も考慮し、基本幅員は17mとしているが検討。
なお、本庄、岡部地内の東西通りが開通すれば、深谷市内から、本庄早稲田駅まで直接アクセスできるため、地域間の連絡の新たなルートとなる。