前橋市大手町にある群馬会館改修工事を所管している県管財課は、12月1日の映画の日からの供用開始を目標にしている。具体的な工事発注時期は流動的だが、工期的な問題を考慮すると9月中にも工事が発注となりそうだ。
このための諸準備として工事に先立つ設計は、建築設計を県建築設計センター(前橋市元総社町2578-29、電話027-255-1101)、設備設計を県設備設計協組(前橋市石倉町5-14-18、電話027-255-1892)へそれぞれ委託。
その設計担当業者は、建築が羽鳥設計(前橋市大手町2-18-12、電話027-223-2351)と石井設計(前橋市大手町2-7-12、電話027-221-1717)、設備をムツミ設備設計(前橋市総社町総社2948-1、電話027-254-1346)がそれぞれ担当している。
同会館は、現在県議会庁舎として利用されているが、新議会庁舎の完成により施設の有効利用を図る観点から映画上映ができるスペースを整備する。主な改修内容は、議場のあるホール部分が中心で、二階傍聴席中央付近に新たに映写室を設置。老朽化している映像機や音響設備を更新する。
また、一階部分を約二五〇席のシートに改修するとともに、床暖房やスロープ式のフロアも整備する計画だ。