ソフトウェア開発や建設クラウド事業などを手掛けるJCCソフト㈱(上越市)は9日から11日にかけ、都内の東京ビッグサイトで開催された「建設テック2019」へ出展した=写真=。
建設テックは日経BPの主催、総務省と経済産業省が後援する「日経×TECH EXPO2019」と同時開催された建設IT専門展。同社は建設業向けに開発した「JCCクラウド」をデモ操作などを通じて紹介。多くの来場者が担当者の説明に聞き入っていた。
JCCクラウドは建設業界の人手不足による業務過多の解消、生産性向上などを目指すべく、開発・構築された建設業統合情報システム。公共工事の受注実績や入札情報の管理、工事書類の作成などのデータをクラウド上のシステムを介して一元管理できるのが特長。ことし3月には新たに要員配置支援システムを追加したほか、書類や図面、写真などを紐づけできる「ファイル共有サービス(仮称)」を近くリリースする。
なお、同社は今月23日から25日にかけ、千葉県内の幕張メッセで開かれる「第10回クラウドコンピューティングEXPO秋」への出展も予定している。