学校施設の改築や耐震補強など計画的な整備を進めている草加市の今後25年度までにおける整備計画が明らかになった。主なものでは、高砂小学校、栄小学校、草加中学校-3校を対象に校舎改築などを。このほか松原団地の建て替え事業と併せ、北谷小学校と花栗小学校を統合する新たな小学校の設置が計画されている。
改築対象のうち高砂小学校(中央1-2-5)は、今年度基本設計に着手。発注にあたっては、プロポーザル方式を予定し、他施設との複合化案、全面改築案、既存施設を一部活用しての改築案などを含め、整備計画を具体化させる。順調に進めば18年度で実施設計をまとめ、19年度から2か年で建設工事に着手する。
栄小学校(松原1-2-2)は、校舎・給食棟・屋内体育館など全面的に計画。いまのところ現地での改築を予定し、18年度に基本計画をまとめる考え。施設規模については、生徒数や総合的な教育施策などから拡大方向となりそう。最短スケジュールでは、19年度に基本設計、20年度で実施設計へと移行し、建設工事は21年度から2か年で進めていく。
また、草加中学校(氷川町1645)は、25年度から着工予定。現在、屋内体育館・給食棟の改築工事が16-17年度で進められているところ。
北谷小学校(松原4-2-1)と花栗小学校(松原4-6-1)は、隣接する松原団地の建て替え事業により、両校を統合する小学校の設置計画が浮上。こちらは、23~25年度にかけて校舎棟・給食棟・屋内体育館の建設工事を見込む。
このほか新里小学校(新里町759)では、耐震補強および改修工事を予定。事業スケジュールは、18年度から3か年計画でD棟、C棟、A棟を順次整備していく。
このほか耐震補強工事は、瀬崎小学校B棟(瀬崎町241)を22年度、新田小学校B棟(旭町6-12-11)を24年度、草加小学校(住吉1-11-64)B棟を25年度。
瀬崎小学校と瀬崎中学校でプレハブ校舎増築工事が予定されている。