日本道路公団東京建設局浦和工事事務所は、関越自動車道小川嵐山インターチェンジ(仮称)のA・Bランプ橋の詳細設計を高島コンサルタントに委託した。用地買収が難航しているため、工事発注時期については流動的。
今回の設計は、料金所から東京方面のAランプと、新潟方面から料金所へ降りるBランプが関越道をオーバーパスする橋梁部を対象に業務を行う。
規模は橋長四八・三m、有効幅員一四・五m。車道幅員は三・五m。
上部は鋼単純鈑桁橋。下部は箱式橋台二基の一スパンとなる予定。
全四車線のランプ設計は片平エンジニアリング(中央区)で完了、構造は切・盛土構造。今回の橋梁部設計でランプ部すべての業務が完了する。
小川嵐山インターチェンジの建設場所は、嵐山町杉山地先。関越道上下線から料金所への乗り入れが可能なフルインターで、形式はシングルトランペット型。ランプ部は公団が施行し、料金所から県道に接続する区間は県が主体となって整備する。