記事

事業者
埼玉県さいたま市

工専地区区画整理/年内の施行認可へ/都市局

2005/08/02 埼玉建設新聞

 日進駅周辺地区の北側で大成建設、カルソニックカンセイ、白石、大宮通運で組織する日進工専地区まちづくり協議会は、JR川越線日進駅周辺工業専用地域16・8haで日進東土地区画整理事業を計画。個人施行として年内にも事業施行認可を取得、12月には仮換地指定、18年度から事業に着手する。

 整備区域は、日進駅周辺整備で、機能が停止している4者と、さいたま市の臨時グラウンドを含めた区域。

 事業区域内には、都市計画道路は整備せず、約1300tの調整池と1ha程度の近隣公園を計画。また、臨時グラウンドと、換地で生み出す区画整理用地合わせて1・68haを地区内に市が計画している新設小学校用地として、地区南側に充てる。

 同地区の整備は、宅地のみの土地利用は考えておらず、日進、宮原両駅に近接している立地条件を生かしながら、商業、業務系の誘導を図る。周辺道路が狭あいなため、大型商業施設は置かず、地域に密着した商業施設を想定している。

 事業主体は大成建設、カルソニックカンセイ、白石の3者。地区内の土地利用構想策定業務は玉野総合コンサルタント(さいたま市、電話048-858-1501)が担当している。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら