南安曇郡豊科町は27日、平成17年度豊科町優良建設工事店の表彰式を行った。
工事の適正化と技術向上等を目的に昨年度に続いて2回目の実施となった今回は、16年度完成工事が3件以上で、評点の平均点が80点以上となった工事店21社が優良と認められ、村上広志町長から各社の代表に表彰状が手渡された。
村上町長はあいさつのなかで、昨日まで県内にも接近した台風7号について触れ、「ダムはできない、貯水池もできない状態で台風シーズンを迎えようとしている。水害対策には皆様の力を借りなければならない」と、災害時における協力を求めるとともに、「合併まで残り2箇月余りとなるが、豊科町のうちに発注できる物件は発注していきたい。皆様の優秀な技術を持ってすれば、安曇野市の発展にも力添えとなるであろう」と述べ、豊科地域、安曇野市発展への尽力に期待を寄せた。
これに対し、受賞者を代表して振興建設の小林健介社長は謝辞のなかで、「日々努力するなか、行政側の的確な指導のおかげで受賞となった。この名誉を大切に、常に高い評価が得られるよう切磋琢磨し、邁進していくつもり」と決意を語った。
豊科町の優良建設工事店の受賞者は次のとおり。
◆優良建設工事店=(株)振興建設、(株)山本組、(株)武井建設、(株)佐原建設、立商工事(有)、(有)藤原興業、(有)ニッコウ、渡辺建設、松本土建(株)豊科営業所、田沢川窪建設(有)、(有)丸永建設、(株)扶桑設備工業、(有)高山設備工業、(有)ニキ設備工事、大同設備工業(株)豊科営業所、(株)サンエス設備、安曇さく泉工業(株)、松本設備・信州保温JV((株)松本設備、(有)信州保温)、(有)赤羽電気商会、(有)あづみ野電気工事、(有)協信電気工業
写真:村上町長を囲んでの記念撮影